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 社内ベンチャー成功のコツ
※社名・肩書・会社概要等は収録当時のものです。

サラリーマンから経営者になる時の心構え



起業にも様々な方法がある。自ら資本金を出して、創業する形が最も多いパターンであることは間違いないが、

社内ベンチャーとして創業する形が近年増えている。社内ベンチャーとは、既存企業の内部にベンチャー事業を実施する部門を設けたり、

新規事業を行う特定事業部門を分離独立させたり、新たに子会社を設立して新規事業を開始したりすることである。

社内ベンチャー制度を持つ企業は数多くあるものの、その実情は広く知られてはいない。



今回ご出演いただいた、杉山会長のリスクモンスター株式会社は、社内ベンチャーとして創業された企業である。

社内ベンチャーと聞くと、多くの方はメリットが多く、成功しやすいというイメージが強いことだろう。

確かに、社内ベンチャーの場合、ゼロからベンチャー企業を立ち上げる場合と比較して、スタート時点から優位な事業展開が可能になることは多い。

しかし、その分、従来の起業とは異なる困難が多く存在する。

杉山会長曰く、「起業するまでの間に全体の苦労の3分の1ぐらいはしました」とのことである。



今回のインタビューでは、杉山会長がサラリーマンから経営者になられた経緯から、社内ベンチャーを立ち上げることになった理由、

社内ベンチャーの立ち上げのポイント、また、社内ベンチャーならではのメリット、デメリットなど多くの学びとなることを語っていただいた。

ぜひ、このCDを聞いて、社内ベンチャーという一つの起業の手段を学んで欲しい。




社内ベンチャー成功のコツ

内容:CD1枚 (購入者特典:対談内容の書起しダウンロードが行えます。)

収録時間:62分

収録年月日:2007年



インタビューの主な内容


● 社内ベンチャーを立ち上げることになったのは、なぜ?

● サラリーマンから経営者になる覚悟を見せる

● 会社を興して半年は会員がゼロだった理由

● 創業当初に親会社から顧客を紹介してもらわない

● 社内ベンチャーの阻害要因は、親会社の社内制度

● 社内調整が社内ベンチャー立ち上げの成功の鍵

● 最初に同じ目標を持った仲間を作ることが重要



● 社内ベンチャー立ち上げの最も大きな壁とは?

● 立ち上げの際に必要な人数とその理由

● 親会社からの理不尽な要求への対処法

● 社内ベンチャーの最大のメリットは?

● 社内ベンチャーを成功させる資金調達手段

● 創業の際に優秀な人材を集める方法



出演者プロフィール


リスクモンスター株式会社 取締役会長

杉山 和彦氏 (すぎやま かずひこ)



1947年7月20日北海道生まれ。1970年に北海道大学法学部を卒業し、日商岩井に入社する。 審査部管理課に配属され、債権保全・回収に従事。1976年より米国日商岩井(NY)の法務担当、 独禁法、ダンピング法、米国破産法の実践に従事。1982年からは東京本社にて法務部員としてプラント輸出契約交渉に従事。 1990年ドレクセル、バーナム、ランベール(米)の倒産に対し債権者委員長を補佐し、2年余りで全額回収に成功。 1993年より旧ソ連向け債権交渉の商社団(東京クラブ)幹事役を勤める。1995年より法務部長。ストックオプションの導入、 株主代表訴訟対策に注力、1999年審査部長。2000年9月当社代表取締役社長に就任。2002年6月日商岩井を退職し正真正銘リスクモンスター役員となる。 2004年6月に当社代表取締役会長に就任。2005年6月に現職就任。

リスクモンスター株式会社 ホームページ  http://www.riskmonster.co.jp






この教材へのお客様の声
社内ベンチャーは通常の創業よりも大変かもしれない


私自身は、一人で独立したので、社内ベンチャーではないのですが、今回の話を聞いて、

社内ベンチャーの方が通常の創業よりも大変ではないか?と思いました。

一人でやれば、すべて自分の責任で好きなようにできますが、社内ベンチャーの場合、責任は自分にあるけど、好きなようにはできない。

しかも、顧客も紹介してもらえるのかと思えば、簡単にそういうわけにもいかない。

社内ベンチャーを考えている人は、ぜひ聞いた方が良い内容ですね。

T.Nさん 会社役員 50才 男性 神奈川県


内容:CD1枚 (購入者特典:対談内容の書起しダウンロードが行えます。)

収録時間:62分

収録年月日:2007年